2ヶ月ほど更新が滞っている勉強日記。
プロジェクトが始まって、日々実務の経験を積んでいるため、勉強していることはものすごくたくさんあるのだが、仕事時間以外での勉強はまったく進んでいない。
2月の簿記検定は、、、勉強が間に合わなかったので、受験をとりやめた。
6月になったらプロジェクトからExitするので、そこからまた11月の試験に向けて頑張りたい。
2級のために勉強したこと(半分くらいだけど)はさっそく実務に役立っているので、落ち着いたら、合格を目指すというよりも、じっくり内容を理解しながら勉強していきたい。
プロジェクトの中で起こる問題について解決方法を示すとき、「それはシステムではできないので、こうしましょう」では通じないことがある。そもそも会計システムを扱っているのだが、現在要求されている会計処理が「システムでは実現できないから」という理由では変えられないことがある。会計監査側から見れば、そんなことは関係なく、ただ正しい会計処理が行われるかどうか、そして正しい財務諸表が作成されるかどうかが重要なのであって、会計業務の最終目的は、社外のステークホルダーに提供する財務諸表を作ることだからだ。
ただ、会計業務パッケージソフトで実現されていない機能というのは、いわゆる「標準的でない会計処理」であることが多い。「一般的なの会計処理だとこうなるが、お客様ではそれを別の方法で処理している」といったケースが、「次のシステムではできない」という問題になりやすい。
そういう時、きちんとした会計学や簿記論の知識があれば、なぜその処理は標準的でないのか、なぜ標準的な処理を行う必要があるのかを、客観的な理由をつけて説明・説得できるのだが、今のねこたんにはそれができない。
簿記の勉強ではどうしても仕訳の方法や帳簿の作成方法に目が行きがちだが、最初に「会計の原則」についての概論でちょろっと触れられていた部分こそが、こういった根本的な問題を解決するために必要な論拠となるものなのだとわかってきた。
簿記は奥が深い。。。