2008年1月14日月曜日

TOEICを受験してみて

TOEICを受験してみて、思ったことや見たことなどの記録。

問題用紙などへの書き込み禁止について
TOEICの試験を久々に受験したので、受験票の受験要領をきっちり読んだ。
その中に、下記の項目があった。(抜粋)
◎禁止行為
1.試験問題の録音・複写・漏えい
 ●問題用紙・その他資材への書き込み(解答用紙の所定の記入欄を除く)

問題用紙への書き込みが禁止されているのである。
受験前のオリエンテーションでも、資料に下記の記述があった。

問題用紙・その他資材への書き込みは全て禁止です(解答用紙の所定の欄を除く)。
書き込みを見つけた場合は、リスニング・リーディング中に関わらず試験官が注意いたします。
・TOEICテストの開発・制作機関である
Educationl Testing Service (ETS) は書き込みをカンニングや問題の漏えいにつながる行為と位置付け、全面的に禁止しています。
・書き込みは、メモをとる、線を引く、○・×・レなどの印をつける等の全てを含みます。

印をつけるのもダメなんだ、と驚いた。
リスニングでは音声は1回しか流れない上、1つの音声に対して問題が3つくらいあったりするので、聞きたいポイントに印をつけるつもりでいた。でもダメなものは仕方がない。


なぜ、書き込みが禁止されているのか、つまり、問題用紙への書き込みがどのようにカンニングや問題の漏えいにつながるのかが解説されているのが、下記のサイト。

TOEICで問題用紙への書き込みはやめよう! - [TOEIC・英語検定]All About

確かに、日本だけで考えているとカンニングにはつながりにくいと思うけれど、諸外国では事情が異なるのかもしれない。外国行ったことないからわからないけど。。

で、実際に試験を受けてみてどうだったか。
ねこたん個人の感想としては、メモをとらなくても問題を解くことができた。もちろん、メモや印をつけることができれば、よりいっそう解きやすくなったかもしれないが、メモをとらないでも、「聞く」ことに集中していれば解ける程度の問題文の長さだったと思う。むしろ、そのほうが話されている内容の捕捉に集中できたような気すらしている。
日常生活を考えれば、いつもいつもメモをとりながら会話するわけでもないし、ある意味「普段の生活での実力」が測れるのかもしれない。

受験票に貼る写真について
受験票に写真を貼る欄と、サインをする欄があった。ここに貼った写真とサインが、公式認定証(成績表)に使用されるとのことだ。以前に受験したときには写真を貼った記憶がなかった(団体受験だったからかな?関係ないか・・・)ので、これもちょっとした驚きだった。

試験当日、受付である男性が、受験票の写真欄をはみ出た大きさの写真を貼っていたらしく、受付の人から
「枠からはみ出た部分はカットした状態で認定証に使用されます。それに了承していただけるなら、ここにサインをお願いします」
と言われてサインをしていた。そっか・・・。そんなときにも了承がいるんだね。。とちょっと外国の習慣ぽいものを感じた。

また別の男性は、枠より写真が小さかったらしく、はさみと糊を借りて、手持ちの証明写真シートから改めて貼りなおしていた。小さいとダメって注意書きがあったのに・・・。

携帯電話チェックについて
携帯電話や時計のアラームは、TOEICに限らず試験会場ではもちろんNG。
TOEICの試験直前には、こんなチェックがあった。
試験官「これから、携帯電話のチェックを行います。携帯電話のアラーム設定をOFFにし、電源を切って、机の上に出してください。機種によっては、電源を切っていてもアラームが鳴るものもありますので、必ず設定をOFFにしてください。」
これで、机の上に出された携帯電話を試験官がチェックしていく。ねこたんの席に来た試験官は、
試験官「何か数字のボタンを押してください」
と言って、本当に電源が切れていることを確認していた。念入りだなぁ・・・。
でも、これくらいしておかないと、いざアラームが鳴ったら試験実施側は大変だろうから、当然のことなのかも。

ともあれ、無事に受験できてよかった。次はいつ受けようかな。

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